『泣くな赤鬼』

今日は2月3日、節分です。
まだ頑張っている中学受験生もいるかと思います。
苦しい結果を受け止めながら前を向いて頑張っているみなさんが
最後まで力を出し切れるよう祈っています。

ところで、豆まきはされましたか?
講師宅では講師一人で豆まきしました笑(子どもが大きくなると皆家にいません...)


節分&豆まき、と言えば鬼ですね。
今日は鬼にちなんだ小説をご紹介したいと思います。
重松清さんの『泣くな赤鬼』です。
『せんせい。』という短編集に収められていて、
堤真一さん、柳楽優弥さん主演で映画化もされました。

赤鬼というあだ名を付けられた高校教師であり熱血野球部顧問である主人公が
病院の待合室で26才になったかつての生徒と偶然再会します。
野球部の部員でしたが、窃盗や暴行で退学となった生徒です。
自分がどこかで見限っていた生徒だ、とその時思い出します。

そして再会から数日後、その生徒の奥さんが突然、現在務めている高校に訪ねて来ます。

忙しさを理由に向き合わず、問題ばかりでやめていったかつての生徒に
教師として最後にできることは何でしょうか...。

たくさんの生徒さんと接する仕事は、実は教師(講師)の方こそ教わることが多いのです、
ということを表現してくれている作品だと思います。
読後は悲しさに覆われますが、その後に希望が見えますので
お時間のある時に親子で触れていただけたらと思います。