夏休みおすすめ図書(中学生~)

今回は中高生向けに新書を。
国語の授業などで小説や文学に触れる機会はそれなりにあると思いますが、
新書は何から読めばよいのか...なかなか難しですよね。


そこで、岩波ジュニア新書から一冊。
『はじめての哲学』(藤田 正勝)をご紹介します。

哲学というと、なんだか難しいような気がします。
世界史で少し触れるくらいですし、大人でも難しいと感じます。
ですが、この本では難しい哲学の入り口をわかりやすく説明してくれています。

幸せと欲望?よりよく生きるとは?自己って他者ってなんだろう?
どうすれば正しく推論できる?言葉の限界?

読み終わってみると、哲学は私たちの暮らしや人生にとってとても身近なものであると
気づくのではないでしょうか。
学習つながりで言うと、ソクラテスは自身を「知を愛する者」と呼んでいたそうです。
知を愛するとことと、よりよく生きること、これは切り離せないようですね。
続きはぜひ、こちらの本を手に取ってからお楽しみください。

中高生のみなさんは、今、たくさんの人やものと出会い、
興味の世界が広がっている最中だと思います。
同時に悩み事にも直面しているかもしれません。それはとても大切なことです。

そして、もう少しすると、進路選択という人生の分岐にさしかかります。
その時には広がった世界の中から少し的を絞らなければなりません。
情報があふれ、中には根拠の乏しい憶測をあたかも真実のであるかように語るものまで
紛れている現代社会では、的を絞る作業は簡単ではありません。
そして、分岐の時には悩みに加えて迷いも生じるでしょう。

そんな時、哲学は自分の意志で選ぶためのちょっとしたヒントをくれるかもしれません。
フランスの高校では哲学が必修だそうですよ。
日本の中高生も、もっと哲学の入り口に触れる機会が増えますように…
という思いを込めてこちらの本をご紹介しました。