受験生の保護者の気持ち

入学・進級が近づいてきました。
実は今年、Rribbon学習塾のスタッフ全員、高3受験生の保護者でもありました。
この文章を書いている講師も(普段たくさんの生徒さんと関わらせていただいていますが)
自分の子の受験となると、おそらく多くの保護者さまと同様に、不安や焦りに襲われ、
余計な一言を口にしては後悔に苛まれ、という日々を過ごしていました。

応援したいと思っているのに、なぜ、子どもの望まない対応をしてしまうのでしょう...。

共通の要因があるとすると、一般的に親は子を最後まで見届けることができない、
という現実があるからではないでしょうか。
そして社会が不安定であればあるほど、親自身の経験からわかる範囲で、
これから先に起こるかもしれない不安を取り除こうとしてしまう。
子どもが望んでいるかも、自分たちの経験が未来で通用するかもわからないのに。

一方で、社会の変化が目まぐるしく、未来予測が難しい今の世の中では、
不安や失敗を先回りして取り除くことに注力するより、
親世代の価値観で良いと思われるルートを確保するより、
親の自分が生きている間に子どもには多少の失敗やつまづきを経験してもらおう、
という考えにも一理あるのではないかと思えます。

そうは言っても、親目線で大失敗しそうな状況ですと、
いい加減にしなさい!と言いたくもなります。もし言い過ぎたと思ったら、
後日きちんと謝って、子どもの考えを聞く機会にしたいところです。
口を出さずに見守ることは、世にも忍耐の要る仕事です。

自分の意志をなかなか固められずにいる受験生のわが子を見ながら、
親の希望で誘導してしまったり、また、否定してしまったりすることがないように、
出来る限り見守り、待ちました。この期間はまるで修行の様でとても長く感じました。
(ひと段落ついた時、修行の緊張から解放されて久しぶりに体調を崩してしまいました笑)

子どもはこの先、自分で決めたことに対して後悔や苦しさ、戸惑いなどを経験するかもしれません。
目標を達成したはずが、思い描いていたものと違って失望してしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、周りの大人の力を借りながら立ち直る術を探してほしいですし、
親の私も、子どもに手を貸せるよう学んでいかなければと思います。
そしていつか、親のいなくなった世界でも子ども自身の力で立てるようになってくれたら...
と願いつつ長い冬を過ごし、いま春を迎えています。

このような感じで、Rribbon学習塾のスタッフたちは少し先行く悩める親でもありますので、
保護者の皆さまとともに、お子さんの未来を考えていかれたらと思っています。
3学期はスタッフの子どもたちの大学受験のため茶話会の開催を見送りましたが、
4月からの新年度は、例年通り学期に一度の茶話会を予定しています。
日程が決まりましたらこちらでもご案内いたします。
個人でもグループでも、どうぞお気軽にご参加ください。